「もしもし、薬剤部のあびーですが…」「N先生は内視鏡中で手が離せません」←内視鏡室の看護師さんがN先生のPHSに出てくれた。
内視鏡修了後、N先生から折り返しのお電話をいただいた。あびー「あのぅ、◯○さんの処方で…」
N先生「あぁ、内服のランソプラゾールと注射のファモチジンが被ってる件？あれワザとだよ。ランソ飲んでても潰瘍起こす人いるしね」
あびー「あ、そうですか。いえ、先生そうじゃなくて、今回はアルロイドGなんですけど。45ml分4じゃ割り切れないので…はい、60ml分4ですね。承知いたしました」
ふぅ。内服PPIと注射H2ブロッカーで重なってたのか…気付かなかった(汗) それも本来問い合わせ事項だよね。
アルロイドGはトロミがあって賦形はしない原液調剤だから、割り切れないと困っちゃうよ。N先生は日頃分3で処方される事が多いから、この患者さんは症状強めなのかな。そしてアルロイドGは食前投与の薬だけど、N先生はよく「毎食後」で出してくるんだよね。で一度問い合わせたら「食止め中だから関係ないデショ」と言われたっけ。それ以来、ちゃんとカルテの食事欄をチェックするようにしましたよ。なるほど胃潰瘍で食止めでアルロイドGがセットなわけね。たしかに食事出てないのに「食前」て指示するの違和感ありますね。他の内服薬と一緒の時に飲んでくださいってことですね。
N先生は必ず折り返しの電話をくれるし、処方に意図があるからいつも安心できます(^^)！
