類天疱瘡にニコチン酸アミド

疑義照会したこと

皮膚科のA先生。「高齢者類天疱瘡に効果ありとされています…」と次のような処方を出されました。

類天疱瘡に

ニコチン酸アミド10%散 1.5g分3
ミノサイクリン錠200mg 分2

類天疱瘡へのニコチン酸アミドの量は、ぺんた君の記憶だと10〜15g/日

私が過去にみたA先生の処方は3g/日

ハマちゃんが調べてきてくれたのは成分量で500〜2000mg/日

…ちょっと少ないかなぁ?まさか成分量で1500mgのことじゃないよね?という疑惑がわき起こり…A先生に聞いてみることにしました。

結果、先生がご覧の資料では成分量50〜1000mg/日とのこと。少なめだけど効果をみて増量も検討するからこれで様子見をみてください、とのことでした。

すぐ確認するハマちゃんのおかげでスッキリしました。

ちなみに類天疱瘡とは難病で、自己免疫性水疱症です。
この患者さんは入院前からこの疾患のためにステロイドを継続されていました。それが前回の入院中に一時中止になってしまい、ぺんた君は心配していたんですって😢)
大まかな治療法は日本皮膚科学会の類天疱瘡Q&Aを参照してね。適応を持つ内服はレクチゾール錠です。患者限定で購入したことある気がする…。

ミノサイクリンは100~200㎎/日だけど、ニコチン酸アミドの投与量は様々みたい。
ぺんた君のはニコチン酸アミド大量療法(多すぎてびっくりして疑義照会しちゃうかも)。
ハマちゃんが言ってたのは福岡県薬剤師会の記事かな。

お薬がよく効きますように!

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