はまちゃんが服薬指導に行ったら、患者さんの右手首から肘を通って腋下まで皮下出血が見られたそう。すぐに主治医に報告をして、ワーファリン減量とケイツーN点滴静注の指示が出た。
さて、エーザイのHPを見るとケイツーNは3時間を経て効果を発現するので、INRの測定はそれ以降にするよう書かれていました。
するとここで、大きな病院から転職してきたぺんた君が、緊急で開頭オペなんかする場合には、もっと効果が早い薬があるんですよと教えてくれました。
「ケイセントラ静注用」詳しい投与量は添付文書にあるが、PT-INRと体重ごとに設定された量を単回静注する。静注後30分以内でかなりの効果がみられるよう。
ただ、1回に使う1000の方で6万6千円と高価なことと、生物学的製剤なのがネックだそう。うちの病院では先生の強い要望がなければ使わなそうだな…。