アブラキサン流通一時停止

出荷調整

当院でも膵癌と胃癌の化学療法に使われているアブラキサンが、このほど海外の製造拠点において製造工程に関する定期的な見直しで再評価が必要となるとのことで、出荷調整の後、在庫がなくなり次第、供給を一時停止するとのこと…。

アブラキサン、なくなったら困るじゃん!胃癌学会からはパクリタキセルへ切り替えが最善策であると患者向け見解が出されている模様だけど、皆がパクリタキセルを使うとそちらも出荷調整かかりそうだよね(涙)…って言ってるそばから、沢井製薬がパクリタキセルとドセタキセルを出荷調整しますって発表があるー。

当院の膵癌を診てらっしゃるT先生はFOLFIRINOX(イリノテカンとエルプラット併用)への変更も考えていらっしゃるそう。だけどそれは併用だけあって副作用が強いから体力ある方しかできないって。うちの膵癌の患者さんは4人中3人が女性だから厳しいかも。でも次の推奨のがゲムシタビンやイリノテカンの単剤で効果が薄そうだから、やっぱりノックスをやる方針、と。詳しくないからザックリですが、とりいそぎ、メモメモ_φ(・_・

後日、FOLFIRINOXの処方が出た話はこちら

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