膀胱癌でカルボプラチン投与の患者さんがいました。適応外なので添付文書には載っていませんが、もう10年くらいの実績があるレジメだとか。監査をするにあたって泌尿器担当薬剤師から投与量に関する話を聞いたので、記録しておきます。
カルバート式
カルバート式
AUC(GFR+25)
AUC(GFR+25)=5(38.4+25)≒310mgにしました、と。
AUCは5〜6位で主治医が決め、GFRはCcrでもよくて入院前に大体の量を推定してカルボプラチンを購入しておいた模様。そして入院してから24時間蓄尿Ccrを測定してその値38.4をGFRのとこに代入して求めたのが、今回のカルボプラチン310mgという投与量。150mgを2vと50mg0.2v。
ちなみにアプレピタントをカルボプラチンの1時間半前に飲むから、アプレピタントに「飲んでから45分後にプレメディを開始してください」と書いておきました♪(プレメディ15分+ゲムシタビン30分の後にカルボプラチンだから)
親切に教えてくれたミッチー、有難うございました。
ミッチーはこのあとプロトコ改定に向けて激務に陥ったので、オレンジジュースを差し入れしておきました。頑張れ(^^)/