切替え案内のお間違い(イリボー)

失敗から学ぶ

当院採用で「過敏性腸症候群」の適応がある薬はリンゼスです。他にも患者限定で購入したポリフルも割とよく使われます。イリボーは以前に使った在庫が残っているけど、あんまり動かないですかね…。

さて、そんなある日のこと。患者さんが過敏性腸症候群の持参薬をお持ちになって、薬剤師がカルテに詳細を記録しました。その際に採用品への切り替え案内をイリボー→リンゼスと書いてしまいました

それを見たベテラン薬剤師(薬局長)からご指摘が。

イリボーとリンゼスは同じ過敏性腸症候群の薬でも、違うんだよ。どう違うか分かるかい?」

指摘された薬剤師は、今日の治療薬で調べて違いを発見!

イリボー下痢型過敏性腸症候群リンゼス便秘型腸症候群ですか!」

「そうだよ!下痢型と便秘型だから、ロペミンとセンノシドぐらい違うんだよ。」

そのやりとりを眺めていたしらたまは、「ロペミンとセンノシドぐらい違う」という分かりやすすぎる表現に衝撃を受けて、またブログのネタが拾えたと喜んだのでありました^_^

いくつになっても、周囲の方々が教えてくださることは有難いものです。

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